🌐 04. ブログ連携と同期 (Blog & Sync)

ローカルのノートを外部ブログへ公開・連携。
FlashNote は単なるオフラインメモ帳にとどまらず、VitePress をベースとした静的ブログテーマ MagicNote や外部静的サイトへのビジュアル執筆・公開ハブとして設計されています。


📑 本ガイドの目次

  1. ブログ直通パイプラインの設定と使用
  2. 公開前プレビューと検証ゲート
  3. 「同期保留」ステータスの意味
  4. バックアップ・復元・マルチ端末同期
  5. 公開失敗・同期競合時の対処法

1. ブログ直通パイプラインの設定と使用

1.1 なぜブログ直通機能が必要なのか?

従来の静的ブログ運用では、ターミナル操作、FrontMatter の手作業記述、画像のコピー移動などが必要でした。FlashNote はブラウザのサイドバーを直接ブログの執筆・配信窓口へと変貌させます:

  • 設定不要の快適執筆:リッチテキスト環境で執筆するだけで、タイトル、日付、タグ、スラッグが自動補完されます;
  • プライベートと公開の物理分離:ブログ直通を有効化した公開フォルダのみがビルド対象となり、私的な日記などが外部へ漏洩することはありません。

1.2 設定手順

  1. FlashNote の「設定」 →\rightarrow 「ブログ直通と公開」を開く;
  2. 対象となるブログプロジェクトのローカルまたはリモートリポジトリディレクトリを連携;
  3. 公開したいフォルダ(例:tech、posts)の 【ブログ直通】 スイッチをオンにする;
  4. 未連携のプライベートフォルダ(例:private、diary)は強固なサンドボックスにより隔離されます。

2. 公開前プレビューと検証ゲート

公開後のリンク切れや書式崩れを防ぐため、3段階の検証ゲート (Readiness Gate) を備えています:

状態バッジ意味と対応
準備完了🟢 ReadyFrontMatter、構文、スラッグ重複なし。ワンクリックで公開可能。
下書き🟡 Draft執筆中。ローカルワークスペースのみに表示され、公開ビルドはスキップ。
公開ブロック🔴 Blocked致命的な不整合(スラッグ重複やパス不正など)を検知。エラー内容と修正手順を表示。

公開前チェック項目:

  1. レイアウト確認:「プレビューモード」でコードハイライトや数式、テーブルの表示を確認;
  2. スラッグの一意性確認:同名スラッグによる意図しない上書きを防止;
  3. パストラバーサル防止:../ などの記号を無害化し、指定フォルダ外へのファイル書き出しを遮断。

3. 「同期保留」ステータスの意味

クラウド同期中、ステータスバーは厳格な 4ステート状態マシン を表示します:

  • idle (待機中):ローカルとクラウドのデータフィンガープリントが一致している状態;
  • pending (同期保留):新規作成や修正が加わり、同期待ちキューへ積まれた状態;
  • syncing (同期中):WebDAV / OneDrive / クラウドストレージと差分データを送受信中;
  • error (同期エラー):ネットワーク切断や認証切れ、競合が発生した状態。

状態マシンにより重複リクエストを遮断し、通信不安定時もデータの破損を防ぎます。


4. バックアップ・復元・マルチ端末同期

  • RFC 9562 UUID v7 主キー:ノートと章のIDに単調増加タイムスタンプを内蔵。複数端末でオフライン執筆した場合も時系列順に正確にマージ;
  • ブロックハッシュ差分転送:変更のあったテキスト差分のみを転送し、通信量を大幅に抑制;
  • マルチ端末ローミング:職場のPCと自宅のPCで同一の同期設定を行うことで、リアルタイムな双方向同期を実現。

5. 公開失敗・同期競合時の対処法

5.1 公開失敗時の切り分け

  • Blocked と表示される場合:タイトル未設定やスラッグ重複がないか確認してください;
  • 保存先に書き込めない場合:ブラウザの File System Access 権限が有効か再確認してください。

5.2 同時編集による競合

万が一、2台の端末で同一ノートをオフライン編集した場合:

  1. FlashNote は更新日時の新しいバージョンを自動採用;
  2. もう一方のバージョンを 『元タイトル - 競合コピー [日時]』 として自動退避;
  3. 2画面で内容を比較しながら統合でき、文字が消失することはありません。

Tip

AIを活用して要約やタグ付けを自動化しましょう: